<< August 2020 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

2016.01.28 Thursday

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

  •  - category(-)
  •  - -
  •  - -
  •  - スポンサードリンク

2012.05.27 Sunday

ソーシャルメディアでガツガツしない!

演劇の、ネットを使った告知、特にTwitterやfacebookをどう使ったらいいですか?という質問も若手劇団から良く受ける。例によって「こうすればヨロシ」という正解なんてあれば、聞かれなくても教えてあげたいくらいなので、知らないわけなのだが…。

基本的に若手劇団に対しては「ソーシャルメディアを使うことが好きで、仕事でなくても使っている、ってわけでもないのであれば、気にしなくて良い(やらんでもいい)。そんなことよりもいい舞台を作ることに集中しないと…」と答えるようにしている。

これは別に、君たちの舞台がツマランと叱っているわけではなくて(笑)、本当に面白そうな作品、楽しそうな企画、気になる舞台でないと、原理的にソーシャル上で拡散するわけがないと思っているからだ。

作品そもののが面白ければ、例えば映画などでは実際に観客が勝手に広めてくれるという事例は散見される(映画タイトルがパッと出てこないけど)。演劇だと口コミが始まる頃には終わっているというジレンマがあるので、そっくりそのまま真似はできないけれども。

ただ、作品そのものが立ち上がり出来上がっていく“うねり”そのものを見せる手法や、団体そのものが成長していく流れ自体をオープンにしていくやり方は、ソーシャルメディア上で演劇の前パブとして使えるのかもしれない。前者は、シアターミラクルで実際に起きた「プロジェクトあまうめ」がそれに当たるであろう。

後者は、例えば昨年シアターミラクルで12ヶ月連続公演を敢行し、先日吉祥寺シアターに進出した劇団+1(たすいち)などがそれに該当するのではなかろうか。同公演は、吉祥寺シアターで850人を動員し、演劇サイトCoRichでも注目公演1位を獲得した。

いずれの事例も、従来の広告の如く、いかに派手に暴れまわってアテンションを集めるかという発想をしていると労多くして実は少ないだろう(テレビCMまで使った企業のキャンペーン用Twitterアカウントのフォロアーがたった数百人、なんてことはよくある)。

むしろ等身大の自分を見せて、賛同してくださる方に応援してもらえるようにしよう、という使い方にすべきだと私は思う。そもそもSNSとは広告の場ではなくて社交の場として始まっているのだから、普通に考えれば、告知は迷惑なのだという認識のもとで、ちょっぴり告知させてくださいスミマセンというスタンスになって当然たと思う。

特に私と同年代の30代くらいより上の方は、ソーシャル上で(強引に)アテンションを引き寄せるにはどうすればいいのだろうか(何かそのための正解があるはずだ)、という感じで動いている方ばかりが目につくのだけれども、その疑問そのものが間違っていると私は思う。

※この記事は2012年5月6日にfacebook上で公開したものです。

JUGEMテーマ:演劇・舞台

2012.04.23 Monday

ソーシャルメディアとPRに関する雑感

企業や組織(私のいる演劇業界であれば「劇団」など)がソーシャルメディア(のごく一部の機能である告知機能)を使うためには、まずは、つながりを作ることに終始しなければならない。ここに時間がかかる。



つながりといっても、やたらめったらフォローしてもらったり友達になれや、って押し掛けるのではなくて、いわゆる流行りの言葉でいうところの「ロング・エンゲージメント」を結ばねばならないのだ。



商売的に言いかえれば、信頼関係を築いて、見込み客の見込み客、になってもらわないといけない。そこから初めてSIPS(昔でいうAIDMAみたいなもの)という消費行動に流れてゆく。



たぶん、ソーシャルどうやって使ったらいいんですかね?って聞いてる人は、ソーシャルがいきなりガンガン友達作ってリーチ先を増やせば、PRに使えると勘違いしてしまっているのだろう。フォロワーをリストとしか思っていないのだ。



むしろ何の底意も持たず、単純に楽しみとしてソーシャルメディアを使っている人のほうが、副次的に告知媒体としても上手に使えているのは、そのためだ。



JUGEMテーマ:演劇・舞台

2012.04.18 Wednesday

Under25演劇人交流会

27(金)19時から、普通に、ド平凡な交流会をやりたいと思っています。ただし25歳以下の演劇人限定です。

テーマのある勉強会を過去何度かやったのですが、やはりベテレラン勢の発言力がすこぶる強力で、若い衆の意見があまり聞けませんでした。その重圧をはねのけて発言せいや!という私を含めた大人の意見は、今回は華麗にガン無視する方向です。
若い衆からも、ぜひUnder25でやってほしいというご意見が多かったので、やろうと思います。

ということで、こんな目的の会となります。


【会の趣旨】
・25歳以下の、若い衆の意見を聞くこと。
・若手の交流の場となること、なかでも演劇があまり盛んでない大学の学生さん同士の出会いの場となることを望んでいます。
・若い衆との雑談のなかから、次の交流会や、テーマを設けた勉強会、あるいは似た悩みを抱えているのであればそれをある程度のレベルまで一括して解決できる新しいしサービス、などにつなげていきないなあ等と大いなる野望を抱いております。

ただし私、テーマのない交流会というものに参加したことががないので、いまいち何をやったら間が持つものやら、、という雰囲気で今日を迎えてしまいました。
とりあえず、現時点では大体こんな流れで考えています。


【当日のざっくりとした進行】
1)自己紹介:所属劇団がある場合は、劇団の紹介(劇団の結成過程や現在の作風などを教えて)。
2)シアターミラクル支配人の自己紹介的なもの
3)各劇団希望者による、次回公演PR(持ち時間とか決めたほうがいいのかな…?)
4)公演以外にPRしたい方の時間
5)申込時に簡単なアンケートをするつもりなので、その発表。
 そしてそれをきっかけに雑談をしてもいいかも。
 これはその時の会場の雰囲気で判断すると思われる。
6)しばし…というかずっとご歓談ください。

22時過ぎまでやりまっせ。


【申込方法】
下記のリンク先ページからお申し込みください。
http://everevo.com/event/1448

【そのほか詳細】
・参加条件:25歳以下の演劇関係者であること。
 26歳以上だが、どうしても参加したいという方は、個別にご相談ください。「次点」として参加を考慮させていただきます。ちなみに、劇団カムヰヤッセン主宰の北川大輔さんが、すでに次点として参加表明してくださっています。
・参加費:500円
・途中退場はOKですが、基本的には19時にシアターミラクルに集合! 遅れる場合は事前連絡ください。
・ちょっとした乾き物、飲み物程度はお出しするつもりです(持参歓迎)。
・参加人数は最大でも30人が限界かなあと思っております。
申し込みフォームが出来上がり次第、こちらのページおよびシアターミラクル支配人のツイッターなどで告知させていただきます。
・なお、今回はUstream配信をする予定はありませんので、ここだけの話をしていただいてもよろしいかと思います。

なお、シアターミラクル支配人は制作者出身ですが、打ち上げを仕切るのが何よりも苦手という孤高の狼気質でしたので、こういう段取りがいいですよというご提案は大いに歓迎するところであります。

また、支配人は乳飲み子を抱えておりますので(マジで)23時には劇場を閉めてとっとと帰宅してしまいます。終わってから飲みたいぜ!って方はどうぞ企画してこの会をかっさらって行くがいいさっ!

以上でございます。

2012.04.05 Thursday

雑談会「ミラクル・カンファレンス」のお知らせ

その名も「ミラクル・カンファレンス」と大それた名前を冠した、単なる雑談会(!)を始めようかと思っています。

自分の専門が、若手の小劇場演劇及びネットを中心とした広報宣伝だと思ってりますので、漠然とそれら関連のご相談には乗れると思いますが、それ以外にも、演劇関係者の方であればどなたでも、どんな内容でも当面は結構でございます。そのうち方向修正して対象を限定していくかもしれませんが…。

原則1団体、時間は19時から当事務所、が基本ですが、他の場所時間でも対応可能です。日程調整しますのでご希望の方はご連絡ください。



JUGEMテーマ:演劇・舞台

2011.11.26 Saturday

お笑いライブに“継続的”に演劇チラシを配布する

今年度冒頭にやるはずだったが、震災で吹き飛んでしまった企画がいくつかある。
これもそのうちの一つである。

お笑いライブへの、演劇チラシの折り込み。

単発であれば、過去にも事例はいくらでも有るだろうが、それを通年で継続的にやっていこうという試みである。

第一段として、12月の7日8日に当劇場で行われるK-PRO主催ライブに、シアター・ミラクルとコント劇団アガリスクエンターテイメントの共催によるイベント「新宿コントレックス」関連のチラシを折り込んでいただくことになった。

「新宿コントレックス」は、コメディやコント系のお芝居を上演している演劇団体を集めて、当劇場にて隔月で開催されているオムニバス公演である。小劇場関係者に分かりやすい言い方をすれば、コメディ限定の15 Minutes Madeのようなイベントである。お笑いライブのお客様・参加者との親和性は高いはずだ。

来年以降も、シアターミラクルで定期的に行われている複数のお笑いライブに、通年で折り込み枠を設けていただく予定だ。

まだ試験運用なので、いまのところ折り込み希望のチラシを一般から募る段階にはない。
演劇のチラシ束のように、折り込み枚数が多くなりすぎてお笑いライブ主催者にご迷惑をおかけしたり、お笑いファンの方にそっぽを向かれては本末転倒である。
(そんなことをしでかす折り込み会社が現れれば、私は持てる全ての人脈とメディアとその他の武器を総動員して、けちょんけちょんにこきおろすことであろう 笑)

また、お笑いライブでは、演劇のチラシ折り込みでの習慣とは大きく異なる点が多い。
その違いは、ライブ主催者に口頭でお聞きして、把握しきれるものではない。
実際に実施して初めてわかることの方が多いであろうと推測する。

一通り準備が整い一定期間経過を観察した後に、一般からも募ることになるのかもしれないが、現時点では何とも言えないというのが正直なところ。そもそも、続けていけるかどうかも判然としない。しかし、とりあえず始めてみる。地味な活動だが、ともかくも0を1にすることから始めようと思う。

一見なんの真新しさも話題性もない、ささやかな試み。
まずは小さく、静かに始めていきたい。

業界が騒然となる斬新な企画ではなく、平凡だが継続性的な“システムの改善”こそが、世の中を変えるのだと信じて。



JUGEMテーマ:演劇・舞台


2011.11.20 Sunday

新宿シアター・ミラクル、ウルトラ提携公演のご提案

どうも、僕です。新宿シアター・ミラクルの星です。

twitterなどのソーシャルメディアにしぶしぶ乗り出してからというもの、その熱いホラ吹きっぷりから、時折「演劇の振興に尽力している」と勘違いされているシアター・ミラクルの星です(その実、何とかやりくりして小屋を維持しているだけなのですが)。

下手をすると「次々と新しい活動を打ち出すアクティブな男」と思われていたりもしますが、実際会った方からはほぼ100%「イメージと違いますね」と言われる残念な男・星です。

さて、そんな私ですが、このずぼらな私でも、小劇場にバタフライエフェクトをかますべく、悪あがきを思いつきました。いや、本当はずいぶん前に思いついていて、それに関してつぶやいてもいたのですが、性格がずぼらでネクラなため、延び延びになってしまっておりましたです。はい。

いい加減、年が暮れそうなので、かまそうかと思います。

要点を言います。提携公演のご提案です。
下記の条件を呑んでくれるんであれば、劇場費用割り引くよ、ってお話です。
条件というのは、ちょっぴりでもお客さんが足を運びやすくなるような、ちょっとした工夫。

でもまあ日ごろから言っている通り、残念ながら魔法のように瞬時に動員がアップするというナイスな条件ではございません。以前から多くの方が実践している、使い古されたアイデアでございます。

太古の昔、私はtwitter上でこんなことをつぶやきました。

『今自分が制作やるなら、初日大幅割り引き、平日昼割り、20時開演の1時間半もの、を基本としたい。』

要は、このツブヤキの条件で公演をやってくれる団体と、提携したいなあ、というお話なのです。

このツブヤキの内容を少し解説しますと…
SNS全盛の今、「初日割り」で初日集客力を高めることで、早めにネット上で話題になるように促してみる。
「平日昼割り」で、その時間帯が都合が良いという方の来場可能性を少しでも高める。特に業界人。あわよくば主婦層。あるいは営業まわりの時間つぶしに…。
「20開演」:19時開演じゃあ仕事帰りに間に合わない。じゃ、20時開演にしよう、と言う提案でしたが、これに関しては20時だと遅すぎて帰りの電車が気になる、というご意見も多かったので、19時半が現実的なのかなと今は思っています。
「上演時間」1時間半モノにすることで帰宅時間への影響を最小限に留めようめようという意図だったのですが、この尺だとかなり内容が限られる気がしますので、2時間以内ならば許容範囲かなと考えています。

以上、本当に演劇関係者の誰も彼もが言っている、真新しくもなんともない諸条件ですが、良く考えてみれば実行するのはさほど難しくないものばかりです。そのわりに堅実な効果が期待出来る。特に平日昼の公演を積極的に設け、夜も19時半以降の公演にすることだけで、時間的な制約で行けなかった方の内の何人かは、確実に来てくださるようになるはずです。「何人か」が少ないですって? 動員アップってのはその数人、数十人を可能な限り逃さないようにする、その積み重ねだと思いますよ。

(余談ですが、原則論として19時に開演して21時から準備不足で行き当たりばったりのアフタートークをやるくらいなら、19時半開演、21時ちょい過ぎには終わるべきでしょう。みんな腹も減っていることでしょうし。)

私がバタフライエフェクト、と言っているのはこの点です。

また私はこんなこともつぶやいています。
https://twitter.com/#!/hoshi_a1/status/82065721668022272

この現場での実感に則って、ツブヤキを早めに促すべく前述の「初日割り」の他、メディア関係者の方およびアルファブロガー(笑)フォロアー千人クラスのtwitterアカウントをお持ちの方を対象とした「公開ゲネ」なども、四の五の言わずデフォルトでやっても良かろうと思われます。もうこの辺りのことは、何も考えずにバカの一つ覚えでやったらいいと思います。やろうかやるまいか考えるから、面倒になってやらなくなるのです(この企画のように、な…)。

さらにさらに、私も今年父親になりましたので、今ならこれに「託児サービスの導入」を付け加えたいところです(この件に関しては、後々追加でご提案出来ることもあるかもしれません)。まあでもこの2点は目指す客層や公演内容などなどさまざまな要因がからんでくると思いますので、劇場としては「推奨」と言ったレベルですが。

んなわけで、話をまとめます。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

以上の施策を導入してくださる団体を対象に、割引料金にて当劇場をお貸し出しいたします。ただし、短い公演ではあまり意味がないので、原則として最低6日以上ご利用いただける団体が対象です。(そもそも劇場の空き日程が6日もないと言う場合は、適宜ご相談させてください。)
また、簡単な審査をさせていただきますので、団体のプレゼン資料を添付ファイルにてご提出下さい。
(今回の提携案は、観客の方が足を運びやすくなるための環境整備を目的としていますので、基本的には作品内容は問わないつもりです。)

■6日程度の劇場連続利用
■その日程の場合は、劇場費1日59,000円まで値下げ。
■以下の施策を実施すること。ただし公演内容や団体のポジショニング等々の問題で実施出来ない条件がある場合は、ご相談に応じます。
・【初日割り】【平日昼割り】の実施:初日公演と平日昼の公演で、いくばくかの割引を実施していただくこと。
・【19時半開演】:夜公演は19時半スタートで22時半までに完全退館。
・【上演時間】:2時間以内
  ※通常は22時以降は延長料が発生しますが、この企画では不要です。
・メディア向け【公開ゲネ】の開催、および【一時託児サービス】の導入は推奨条件。


※既に契約が完了している団体様は、申し訳ございませんが適応出来ません。次回公演以降に検討させていただきます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


もちろん、直近の公演を拝見し、素晴らしい作品になるであろうことがある程度予見できたり、新しいお客様を開拓するような切り口の企画であったりした場合、劇場として可能な限りPR面でご協力いたします。

いまシアター・ミラクルには、スタッフ合計で3,000名以上のフォロアーと、数百件の顧客リスト、メールアドレスリスト、劇場公式facebookページ、演劇ツイートまとめサイト「TwitStage」、戯曲販売電子書籍サイト「架空ストア」あります。

これらの“資産”を使ってどこまでご協力できるかどうかは、おつきあいをさせていただいてから判断させていただきます。上から目線な物言いで申し訳ないのですが、こればかりは大切なお客様との関係性の問題になりますので、私だって自由にならんのです。どうかご容赦の程を。

というわけで、シアターミラクルと上記の条件で「ウルトラ提携公演」をしてくださる団体を募集します。
お問い合わせ、お申し込みは、メールにて直接私にまでご連絡下さいませ。


シアター・ミラクル支配人:星英一あて直通メール
hoshi@t-miracle.jp



追伸:今日は良い感じで疲労困ぱいしております。疲れから以上のような破滅的な文章になってしまいましたが、判ってはいるつもりなのでどうかご容赦下さいませ。


JUGEMテーマ:演劇・舞台


2011.08.22 Monday

【演劇宣伝】Twitterで集客に走る前に、やるべきこと

以下のようなことをTwitterで連投したら意外にもリアクションが良く、また自分としても忘れたくない内容でだったので、ここに記録することとした。
まとめてみると意味が通じづらい部分や、真意が言えていなかった箇所などは書き加えた。

ーーーーーーーーー

演劇の告知に関して。Twitterやfacebookなどの新しいツールの活用なんて、本当に表層的なことで、自分の劇団のユニークさとはなんなのか、次の公演の見どころはなんなのか、何故その公演をあなたが見る必要があるのかを、まだ見ぬ観客に伝える準備をするという、アナログで古い手法こそが重要だと、最近幾度となく痛感させられている。

そのためには、企画書ではなく、第三者である記者に向けて自劇団と公演をプレゼンし、なぜ取材する必要があるのかを説くプレスリリースを書く作業って、遠回りなように見えて実は最も効率的なんじゃあないだろうか。その「核」があればTwitterやfacebookを使いこなすことなど造作もないはず。

これは、決して頭の中で理想論を弄んでいるわけではない。基礎ができていない若手劇団を叱って偉ぶって楽しんでいるわけでもない(んなヒマねえ)。シアターミラクルで公演をしてくださっている劇団の動員をどうやって増やしていくのかを考えたときに、現実問題として今俺がこういう壁にぶつかっているのだ。

そしてそのたびに思い起こす。やっぱり公演直前になってちょろちょろつぶやいたってだめだと。「核」になる物がないと手のうちようがないな、と。

「企画書もリリースも書いているヒマないや」「うわチラシの完成が公演1ヶ月前になっちゃった」「次回公演の情報が人目に付く場所に載ってるのって、考えてみたらコリッチだけだわ、急いでTwitterやろ、、」ってなことでは、よほど斬新でTwitterフォロワーに親和性がない企画でない限りは動員が増えるわけがない。というか、こんなことの繰り返しではお客さんは減る一方だろう。

そういう基礎固めを抜きにして動員を増やす魔法のような方法など、俺は知らない。いや、俺は怠け者だし無節操なんで、そんな面倒なこと抜きにしてお客さんが増える方法があるなら、本当に教えて欲しい(ただし結果が短期的なものは除く)。

基礎固めができない理由が、作品と命を削って向き合っていたからだろうが、本気じゃなくて宣伝する気がないからだろうが、現実はそんなことで手加減してはくれないだろう。ただ、できているかできていないかだけだ。

ーーーーーーーーー

今思い返すと「その「核」があればTwitterやfacebookを使いこなすことなど造作もない」は言い過ぎだったかもとは思うが、まあでも、本質的なイイタイコトから外れてはいないので、そのまま残すことにする。

しかしまあこのブログ、もともとおふざけで始めたのに最近真面目なことしか書いてないなあ。このままでは俺の沽券に関わるので、何とかせにゃあいかん。


JUGEMテーマ:演劇・舞台


2011.07.03 Sunday

演劇集客におけるfacebook活用についての私見(2011年7月版)

いきなり本題かつ結論から入る。

原則として、現時点で“演劇の集客目的”で、facebookをあくせく頑張る必要は無い。
理由は単純。利用者数が話にならないくらい少ないからだ。集客効果は殆どないと言って良いだろう。

今facebookの事例として話題になっているのは、企業名やブランド名で検索してくれるくらいの誰もが知っている有名企業か、もしくは新たな集客方法を模索している、意欲的な中小企業、といったところか。

仕事としてWebに関わって10年以上になる私が、まだまだ使いこなせていないfacebookである。仕様やインターフェイスがしばしば変わるので、本を買っても使い物にらなくなることも多い。折り込みに行く人員にも苦慮するような小劇場劇団が手を出すには、現時点では効果に比べて手間暇がかかりすぎる。効率だけで言えば、劇団ホームページやブログを手直ししたりする方が100倍ましだ。

例外としては、海外で頻繁に活動している劇団、あるいは先々海外公演を目指している劇団くらいだろうか? 英語圏の国々では、facebookページは名刺代わりだとも言われているので、日本で言うところの劇団ホームページくらいには重要なのかもしれない(たとえば、私が一時期お世話になっていた「指輪ホテル」は、海外での評価が高かったので、今も在籍していればfacebookページを重要視したに違いない)。

また、客層がITと強い親和性があるだとか、作品内容がITがらみだとか、新しい媒体を使いこなして演劇業界における神聖かまってちゃんorたむらぱんを目指したいのであれば、試しに集中して頑張ってみても良いだろう。万に一つでもホールインワンが出るかもしれない。

あとは、担当者がWebに詳しくてなおかつfacebook好き、ってんならどうぞおやりなさい。集客効果はなくとも、劇団ホームページ、ブログ、YouTube、Ustream、Twitterなどの劇団が保有する各種Web媒体の「ハブ」としての効果は、現時点でもあると思う。先々ユーザー数さえ増えていけば、劇団のファンとの交流サイトとして真価を発揮するであろう(問題は、本当にユーザー数が増えるのかどうか、なのだが…)。

私個人としても、facebookにはある程度の可能性は感じている。
mixiでは出来なかった商業利用がOKだし、実名参加なのでその効果もありそうだし、「いいね!」ボタンをはじめとするソーシャルプラグインも、情報伝播力絶大だという(まだ実感はしていないが)。何より、多くの人が勘違いをしているのだが、このSNSは会員以外にも閲覧可能であり、検索エンジンにもひっかかる(ただしfacebookページという公開ページだけ、らしい。「らしい」というのは、facebookページにしていないページも検索対象になっている例があるため)。mixiではできないページのカスタマイズも可能なので、会員以外が閲覧可能なCMSとして考えれば、なかなかに高性能でもある。

そんなわけで私自身としては、現時点では集客効果は殆どないことを承知の上で、facebookで試行錯誤を続けるつもりだ(周囲の方から活用法を質問されるし)。万が一にでも先々の事例の一つとなれば幸いなのだが、そんな事例を築き上げる自信はないので期待しないようにね。
JUGEMテーマ:演劇・舞台

2011.06.25 Saturday

演劇集客の基本

 2011年6月8日に当劇場新宿シアターミラクルにて開催された、feblabo×シアターミラクル「これからの小劇場をまじめに考える会〜集客について〜」にて議題となった演劇集客。
 会の中で話題になったことや、元演劇制作者である私(ブランク約8年くらい?)が集客の基本として思い出したこと、今ならこれは基本だろ、と思うことなどを、後日ツイートしました。記録として、そのまとめをブログ上に残しておきます。


・旗揚げ〜活動歴数年の、無名の若手劇団を想定した内容になっています。
・●の部分は私のTwitterアカウント@hoshi_a1が入っていましたが、読み易さを重視すべく、●記号に置き換えました。



●集客方法は劇団の成長により変わる。初期はチラシを4万部ほど配り、業界への劇団知名度UPを図る。CoRichと劇団HP、郵送DM、手売りは基本。そこにtwitterやfcebookを加える。知名度が上がれば、状況に応じて各媒体を微調整(違う層への折込み等)。

[解説]チラシ四万部というのは、会の中で、東京の小劇場の観客が「俗に2万人いる、と言われている」というお話をベースに、一ヶ月の間に小劇場ファンが一度はチラシを見かけるように配布するには、ざっくり4万部程度はひつようであろう、という概算から出て来た数値である。 個人的にも、少なくて1.5万部、通常は最低3万部チラシを刷って来た感覚から言っても、首肯できる枚数である。この段階では、チラシを配ったところで来てくれない!」等と言った迷いは捨てて、まずは劇団名を知ってもらうことに専念すべきだ。ホームページ作ったところで、名前を覚えていてもらえないと検索すらしてもらえないのだから。

●演劇ライフはCoRichとは客層が違い、小劇場ではなくやや商業よりのユーザー層らしいので、あえてそれを狙ってみるのも良い。

[解説]リクルートから分社化した株式会社ニジボックスが運営するCoRichクローン(などと言ったら叱られるか…)「演劇ライフ」。小劇場情報中心のCoRichに対して演劇ライフは宝塚などの大きめの公演に強いと言われている。小劇場の公演であっても、作品の内容などの条件が合えば、あえてそちらの客層を狙ってみるのも良い。

●旗揚げ段階では、同じ劇場で同じ作風の作品を年3回程度上演し、並行してチラシを4万程度配布しまず認知してもらう。無名なんだから、予算配分としては製造コストを抑えて営業・告知に費やすべきだと俺は思うよ。良い物作れば勝手に売れる、なんて経験をしたことが無いから。

[解説]これは私の持論。クリエイター陣には怒られるかもしれないが、100席以下の劇場なら装置も美術も舞台監督も自分たちでやって、その分浮いたお金を「自分たちが存在すること」を知ってもらう為に使うべきだ。だって、誰がお前らのこと知ってるんだよ。


●チラシを基本に、無料で使える媒体はCoRich、演劇ライフ、シアターガイド(紙とWeb)などなど全部登録はする。で、劇団HPにリンクする。SEO施策ね。初期は一発で効果を出そうとせず、まずは劇団名を知ってもらう。知らないと検索すら出来ないから。


●劇団HPが無理なら最低限CoRichでもBlogでも良いかと。要は観に行く人に必要な情報(どういう内容の作品が、いつどこでいくらで、どうしたら買えるのか観られるのか、あと自己紹介)が、キチンと検索出来てみられれば、ブランドイメージは次の課題かと。

[解説]ホームページを作る技術的、時間的な余裕が無いという話しは良く聞く。私も前職でWeb担当をしていたので気持ちは判るが、Web上に情報が無いというのはもはや不親切であるからして、せめてBlogを書くか、CoRichに登録する、くらいのことはしておきたい。


●チラシの効果測定をする手法は無くはないけど、あまり意味は無いので、旗揚げレベルの劇団は認知度アップだけ気にすれば良いかと。劇団HPへのアクセスアップなどを認知度アップのひとつの指標にしても良いかもね。


●集客の常道は、接触頻度のアップに限る。予算の許す限りなんでもやるってのが基本でしょうな。もちろん世田谷シルクさんみたいにチラシ全部やめますも良いし、逆にソーシャルメディア流行に背を向ける硬派の劇団を打ち出しても良いのかもよ。


●とにかく「演劇やるときに、チラシも作るものらしいから作ろうか。配る場所もよく知らないからとりあえず3,000部」みたいな“なんとなく取りあえず状態”が良くない訳で。自覚的にやるのであれば何やってもよいのでしょう。


●見込み客をいかに集め、見込み客をいかにリスト化し、その内少しでも新規顧客にし、新規になったら少しでもリピートしてもらい、リピートしてもらったらどんだけLTVを上げるか。という意識が出来れば、演劇でも劇場でも通販でも何でもやれるような気がするので 何かやりたい。


●最近「Webを使って(すぐに)集客したい」という相談を受けるのだが、基本Webで即時集客は出来ない。Web活用の正攻法は、相手に「好感を持ってもらうこと」。Twitterやfbでいきなり営業をかけて上手く行くらいなら教えてほしい(教えてもらうけど)。

[解説]Webで集客をすることは勿論可能だが、すぐに集めたい、というお話が非常に多い。Webという媒体は、例えば紙媒体と比べて締切が無いし、いつでも変更が利くことから即効性があるメディアだと勘違いされることが多い。だが、原則論として、Webは単に出来上がるスピードが速いという以外は時間のかかる媒体なのである。じわじわ効くのがWebだ。すぐに効果を出したいのであれば、テレビCMの方が圧倒的に効果が出るであろう。だからこそ、Web草創期から製作会社として第一線でやってきた株式会社キノトロープ(おわせになりました)などは「ブランディング」を全面に打ち出して来た。ブランディングは一朝一夕に出来るものではない。
また、ソーシャルメディア、わけてもfacebookは「売り込み」を嫌う。気をつけましょう。フォロアーもしくは“友達”と信頼関係を醸成していくことが唯一の目的で、売り込みは一番最後の最後に仕方が無く、申し訳なさそうにすることだと私は思う。


●一応シアターガイドの新宿・下北沢担当だった者として。プレスリリース初心者は、まずは読み易いリリース作りを目指そう。デザイン先行で、必要な情報が見つけにくのは論外。あと連絡がすぐつく連絡先の明記は重要。それらが出来た上で個性を出せば良い(超長文のリリース書いたなあ)


●リリース。過去上演作品や活動履歴を書くのはいいとして、無意識に列挙しても意味ないからね。受賞歴や増えている動員数や観客の感想など、記者にとって意味を持つ情報をちりばめて売り込まないと。


●私の場合、客観性のないキャッチコピーなど、抽象的な情報ばかりだと困りました。「具体的な事実」 が十分な量盛り込まれていないと、記事が書けなかった気がします。 QT @kyonsuk 未見作品の原稿を書くための手がかりが欲しいのです QT ●リリース。



●シアターガイド時代に連日劇団が売り込みに来たが、その際若手劇団に編集長が言っていた言葉を今でも覚えている。「他の劇団じゃなくて、何故自分たちの劇団に見に来てほしいのかが言えないとダメ」自分の劇団だけでしか観られない作品作りを、ってこと。所謂USPですね。


●新規顧客獲得の手段として、立ち上げ1、2年くらいは、次回以降有料化出来れば良いと目論んで、招待券をばらまいていた。当然高校生以下も無料。なんせ無名だったのでね。売上的にはともかく、動員は結構延びましたよ。今は出来ない手法かもしれませんが…。


●ご招待状送付先は、高校大学演劇部、劇場、専門誌、ライター、主要劇団等。住所は演ぶシアガ、演劇名鑑、チラシ等々から拾って集めた。むろん読み手によって内容は書き換える。どうしたら目に留まるかを考えながら。ありきたりの定型文で、会ったこともない人が来るわけ無いから。


●アンケート。制作者にとって最重要はご連絡先。直接連絡可能な顧客リストこそ劇団の財産だ。一度買ってくれた人に、先々も営業をかけるのが動員UPの基本。送った後での反応率が掴めてくれば、宣伝マンとして精神安定剤になろうってなもの。


●アンケート。あとは年齢層と職業、何を見て来てくれたのかも重要。広報活動の指針になるから(バラまいた招待券の半券にも記号を付けて、効果測定したなあ)。筆記用具は終演後に配るより、クリップボードに挟んでおくと回収率が上がるらしい。


●チラシ。情報が網羅されているのは当然として、ダメで元々、初見の人が観に行くきっかけになる何らかの工夫はしたい。見た目なのか手触りなのか作家のオモロい文章なのか美男美女なのか推薦文なのか招待券なのか。騙されて見にいっても良いかも?と思わせる何かを、仕掛けておきたい。


●昔は小劇場でも、チケットをぴあに委託するのは当たり前だった。販売効果よりも、ブランドのある演劇外の媒体露出することが重要だった。CoRich販売だけで完結してしまうのは(まじめ会で話題に登ったとおり)、決済が確定しないという点も併せて良くない。


●これは基本じゃないけれども、今自分が制作やるなら、初日大幅割り引き、平日昼割り、20時開演の1時間半もの、を基本としたい。


●特に初日割。近頃、小屋入りまで予約が延びないのに、幕が開いてから楽日に向け満席近くに動員が延びるという実感がある。ソーシャルメディアが浸透している層の演劇シーンにおいては、公演前半の口コミが以前よりも効果を増して来ている気がする。その為の初日割り。


公演の前パブの一環として、次回公演の登場人物の、作中に描かれない裏設定を、facebookなどで小出しにしていってはどうか、と目崎さんに提案してみた。登場人物紹介は、若かりし頃シアターガイドの記事形態として実現できればいいなあと、ぼんやり考えていた企画。


…というようなことを、先日シアターミラクルで開催された「まじめ会」に出席して思い出したり、再確認した。ワタクシ、頃合いとみれば時々「プロジェクトあまうめ」のような奇襲戦法に打って出ることもありますが、基本は常道に則った仕事のやり方が最も効果があると感じています。




JUGEMテーマ:演劇・舞台



2011.04.10 Sunday

電子書籍戯曲、テスターを緊急募集

シアターミラクル星です。
義援金対応の戯曲販売サイト。先日は沢山の方にサンプルデータをご提供いただき、有り難うございました。

おかげさまで、原稿データを販売用のPDFに変換するシステムが出来上がりました。
ただ、まだ動作確認があまり出来ていません。
そこで、本企画にご興味をお持ちいただいている劇作家さんに、色々と試用していただきたいと願っております。

詳細は下記のページに記載してあります。お目通しの上、ご賛同いただける方は、ぜひご参加いただければと思います。何卒よろしくお願いいたします。

【電子書籍戯曲、テスターを緊急募集】の概要
http://store.retro-biz.com/news_index.html



JUGEMテーマ:演劇・舞台


●このブログについて
新宿シアター・ミラクル

西武新宿駅の駅前でひっそりと運営されている秘密地下組織的小スペース(実際は地上4階)新宿シアター・ミラクル支配人による日記。1年以上の逃避を経て2010年2月に復活。再び沈黙。また復活。


 ●Facebookはじめました。
 Eiichi Hoshi



 ●Twitter楽しいですか?
  Twitterボタン
Twitterブログパーツ

 ●応援を要請する!
  CoRichブログランキング

 ●このブログを忘れないで!
 
●最近の妄想録
●妄想録をさらに分類!
●唾棄すべき過去の妄想
COMMENT
RECOMMEND
FEED


(C) 2020 ブログ JUGEM Some Rights Reserved.