<< August 2020 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
<< ソーシャルメディアでガツガツしない! | main |

2016.01.28 Thursday

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

  •  - category(-)
  •  - -
  •  - -
  •  - スポンサードリンク

2012.12.16 Sunday

たとえばシアター・ミラクルの広告の作り方

久々にこのブログがトラックバックされて、自分がブログをやっていることを思いだした。
演劇の宣伝に関する記事を読んでいただいたようなのだが、やっぱりそういうニーズって一定の割合で常にあるのねん、とおもた。
確かに、実際に対面で相談を受ける分野も、多くがこの手のものだ。

と言うわけで今日は、私が広告を作るときにどう言う点に留意しているかについて、お話しておきたいと思う。何故かと言うと、マーケティング手法の最も土台となる考え方のひとつだからだ。最初に触れておくには良い内容だろう。
きっと劇団での広告作りにおいても、そのまま流用出来る考え方だと思うので、よければ取り入れていただきたし。


広告における3Mの法則

あなたはカンフェティなどに載せる劇団の広告を作るとき、あるいは劇場に折り込むチラシを作るとき、何から考え始めるだろうか?
何の手がかりもなしに広告文を考え始めると、ドツボにハマるよ。
何の基準もなしに書いていると「これでいのかな? …ま、理由はないけど、これでいいか」ってことになる。

 私が広告文案を練るとき、真っ先に念頭に置くのが「3M(スリー・エム)の法則」というものだ。
 これは私の心の師匠である、ダン・ケネディというスーツを着たカーネル・サンダースみたいなオッチャン(ダイレクト・レスポンス・マーケティングという分野の世界的権威である)が提唱していることで、正確には“広告の”と言うよりは“マーケティングの3M”と言うほうが正しいだろう。この3Mの法則に則って、彼は自身とクライアントの売上を大幅に増大させてきた。

 どんな法則かと言うと「マーケティングで成果を出すには、3つのMがきちんと噛み合っていないダメなの」と言う理論である。   
 その3つのMとは、それぞれ、(1)メッセージ、(2)マーケット、(3)メディア。以下に詳しく説明しよう。

(1)メッセージ……文字通り、あなたが発信するメッセージのこと。チラシやDM、メール、ホームページなどの広告文に限らず、電話や対面での営業トーク、はたまたビジュアルまで、お客さんに見せる全てのものがメッセージである。

(2)マーケット……市場。すなわち、あなたがメッセージを届けたい対象のことで、ターゲットとする見込み客・顧客のこと。広告で言えば「読者」と言っても良いかも。

(3)メディア……メッセージをマーケットに伝えるために活用する媒体のこと。チラシ、DM、カンフェティなどのフリーペパー、こりっちなどのポータルサイトなどがそれにあたる。さらに言えば、折り込みチラシであれば「折り込み先/どこに折り込むのか」の判断も、メディア選択の肝と言えるだろう。

と言うわけで、この3つが上手く連携していないと、効果が出ませんよ、とダン・ケネディのオッチャンは言うているのである。

 演劇の超コアなファンに届ける(マーケット)メッセージであれば、王子小劇場に折り込むチラシ(メディア)に「クロムモリブデンみたいな爆音が特徴です」だとか「惑星ピスタチオを彷彿とさせるマイムが好評」(メッセージ)などと書いても良いわけだが、そう言うことを、演劇初心者に向けて言っても、あるいはお笑いライブのチラシに折り込んだりしても、メッセージもメディアもマーケットもちぐはぐで効果が出ないって訳である。

 もひとつ、シアター・ミラクルに喩えてみようか。
 シアター・ミラクルを、若い学生劇団に使ってもらうための広告を実施したいとする。
 若い学生劇団(マーケット)はどこにいるのか?……学生芸術祭の観客になら、学生劇団の人が多く居るに違いない。そこに折り込みチラシをしよう(メディア)。では、学生劇団に響く言葉(メッセージ)はなにか?…「過去に学生芸術祭に参加した、劇団たすいち、カムヰヤッセン、アガリスク・エンタテイメントが過去に利用し、大きな劇場に巣立っていったり、動員を伸ばしていっています!」という言葉は、使っても良いか…。などと考えていく(あまり上手いメッセージじゃないけど…)。

 演劇のチラシで良くあるのは、マーケットとメディアは合っているけれども、劇団名とタイトルが書いてあるだけで、なんのメッセージもない、というパターンだ。当然メッセージがなければチラシやDM、メールが届いたところで読み手が元から知っている劇団だとか、気になっていた俳優・作家などが関わったりしていない限り)読み飛ばされてしまう。見てもくれないかも知れない。

 他のジャンルと比べて、演劇などのアート、エンタテインメントの場合、このメッセージが非常に難しいわけだが、最低限、あらずじや前回公演の写真などは載せておくべきだろう。
 できれば団体の“他にはない特徴”や、作・演出家の魅力的なコトバも欲しいところだが、そこまで載せると結構ごちゃごちゃしたうるさいチラシになりがちなのだ。まあ、ここからがデザイナーの腕の見せ所でもあるのだが。

(ちなみに通常のビジネスでは、ここで「メッセージにはUSPと言うのもが必要なんだぜ!」という話になるが、それを話すと4時間くらいのセミナーを開かねばならなくなりそうなので、またいつかね)

 以上、一度こういう視点から自分の劇団のチラシやホームページを見直したらどうでしょうか? 何かの突破口が見つかることもあるかも知れない。無いかも知れない。

 じゃまた来年。

(もひとつちなみに、シアター・ミラクルのホームページは訳あってそう言う視点では作れていないので、参考にならないよ! こめんね!)

2016.01.28 Thursday

スポンサーサイト

  • 12:54
  •  - category(-)
  •  - -
  •  - -
  •  - スポンサードリンク
コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
トラックバック
●このブログについて
新宿シアター・ミラクル

西武新宿駅の駅前でひっそりと運営されている秘密地下組織的小スペース(実際は地上4階)新宿シアター・ミラクル支配人による日記。1年以上の逃避を経て2010年2月に復活。再び沈黙。また復活。


 ●Facebookはじめました。
 Eiichi Hoshi



 ●Twitter楽しいですか?
  Twitterボタン
Twitterブログパーツ

 ●応援を要請する!
  CoRichブログランキング

 ●このブログを忘れないで!
 
●最近の妄想録
●妄想録をさらに分類!
●唾棄すべき過去の妄想
COMMENT
RECOMMEND
FEED


(C) 2020 ブログ JUGEM Some Rights Reserved.